2013/04/15

春眠暁を覚えず、but I need to get up!








Julie's Tumblrより。


春を肌で感じられるようになり、大好きなサマーももうすぐ来るかなって感じですか!(あ、その前に梅雨もあるのか~。いやね。笑)でも、いまの気候だいすき。風がすっごく気持ちいい。夜に友達とおしゃべりしながらの帰り道とか、青春だなーって気分になります。
・・・まさにBBA学年の発言ですね。笑

大学生活最後の1年もスタートしました。もうベテラン女子大生です。でも、まだまだずーっと学生でいたい。永遠にこの時間が続いてくれたらいいのに、って本気で思います。笑 だからこそ、この1年はやりたいこと色々したいな・・・


このブログちゃんも、もっともっと更新してあげなきゃね!放置してると腐っちゃいそうだし・・・ウサギちゃんみたいに寂しくて死んじゃうかも?笑

前にtwitterにも書いたんだけど、いつもこのブログには映画のこととか(てかほぼそれ。笑)、情報をシェア~ってのをメインにやってきたけど、これからはもっと、色々な考えとか、体験したこととか、京都のこと、などなど。キュレーションにも興味がある。様々なジャンルで、色んなカラーで書いていきたい!


・・・こんなことを思いながら、いつもウトウト。春眠暁を覚えず、ですね。

まずはちゃんとしっかり、学生を楽しもう。


2013/04/05

「キネマの神様」と映画ファン

アメリカの有名映画評論家、ロジャー・エバート氏がお亡くなりになられました。映画評論家にして初めてピュリッツァー賞を受賞し、また「サムズ・アップ」「サムズ・ダウン」で評価する、有名な映画評論番組などで人気な方だったそうで。残念ながら、わたしは詳しく彼を知らず、ちょっと見たことあるかも?くらい。でも、彼も死の大きさは、映画人たちのTwitterやネットでの反応をみて、すぐに理解できました。




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そんな彼の死を偲ぶ時、偶然にもすごく重なるものを思い出しました。
それは、訃報の直前に読み終わった文庫、原田マハさんのキネマの神様 ~The Name above the Title~



39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌の「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。 解説・片桐はいり
わたしはこの本を、本屋さんのオススメコーナーで見つけました。“映画ブログ”“編集部”という部分にピーーーンとブロガーとしてのアンテナが反応!絶対読みたいってなって即決購入でした。意外とないんですよね、映画ってのに関わる作品って。それもこれは、映画配給や映画館、映画ブログといった、わたしたちと映画を結ぶ、一番近い部分。だからこそ、すっごく魅力的に思えたのです。

読書感想文とかは苦手だし、気づかないうちにネタバレしちゃってそうなので、事細かには書かないようにします。また、わたし自身がそうなように、本を読み始めるときに帯の文章だけでその作品に入ってほしいって思いがあります。あんまり知りすぎると、面白くないし。作品の捉え方は人それぞれですもんね~。


・・でも、もしあなたが映画鑑賞が大好き、映画館という空間が落ち着く、いやー映画はまだまだ初心者だって人でも、これを読めば「映画ってすごくステキなもの」ってことを改めて実感できるはずです

また、映画館の存在価値にも気づくはず。今の時代、ディスクの普及で、映画館で観ずにあとでレンタルでいいやって人は多いです。(もちろんわたしもレンタルかなりします!)でも、作品の中で、

莫大なお金と時間、情熱と持てる力の全て。映画人は人生を賭けて映画を送り出している。スクリーンに広がる世界に観客をどれだけ引きこめるか。それこそがもっとも重要な結果なのだ。DVDで観ればいいや、と思われるような映画を作りたい映画人がいるものか。』(原文引用)
というセリフがあります。どうですか?わたし、これには本当に、うわぁ~ってなりました。そう、「キネマの神様」は“映画という媒体”を改めて考え直すチャンスをいっぱい与えてくれるんです。ぜひ読んでみてください


P.S.じゃあなぜわたしは映画評論家、ロジャー・エバートのことを書いたのか?
ふふふ~この本を読んでからのお楽しみですよ。笑